誰得な主題歌、欧陽菲菲【おーやんふぃーふぃー】。 『薄氷の殺人』
年が明けて1週間ほど経ちましたが、
いかがお過ごしでしょうか?
大阪で年末年始を過ごして、
今は東京に戻ってきているのですが、
撮り貯めたテレビをみるのに必死な毎日です。
特番ばかりなので要領食いすぎてまして、
一番見たかったゴットタンのマジ歌選手権が撮れてませんでした(泣)
毎年追いかけてるものが見れず、
全く追いかけてない"とんねるずのスポーツ王は俺だ!!”は
完璧に撮れてました。。。
実家でも見ましたし、最悪見れなくても良いと毎年思うのに、
絶対松岡修造のテニスとリアル野球盤は見てしまいます(笑)
それでも関西のオールザッツ漫才がしっかり録画されてたので大満足です。
まだ最後まで見れてないのですが、
今年は面白かったですね!!!!!
関東のテレビではなかなか見れないのが本当に残念です。
しかも関東は1時間短縮でしたし、ショックです。
ダイアンの2人とプラン9のなだぎ武、最高でした!
なだぎの「魔女の宅急便」は久々に爆笑しました。
そこ攻めるのは流石です(笑)
オールザッツ漫才2014 爆笑!浅越ゴエの『視聴率アップ大作戦』にお約束のダイ ...
6:59~のダイアン西澤、太秦の役者のやつです。
多分これより前のもYoutubeにあると思います。
なだぎ武 魔女の宅急便のあのシーンを再現したい - YouTube
このお方でしょうか・・・・
たまらんかったです!!!
これ見ないと年越せなかったものですから、
大人になっているものだな~としんみりします。
冬、寒いです。
東京と大阪は大差ないんですが、
やっぱり早朝と深夜の冷え方は厳しいです。
東京の家に戻ってきますと、
電気代の領収書みたいなものがポストに入ってまして
ズバリ¥6400でした(笑)
毎月¥2500いかないくらいの使用量の僕が、
12月は携帯代みたいなことになってました。
心当たりはめちゃめちゃありますよ、
だって暖房32℃ですから。
欠陥住宅なんでしょうか、
それともエアコンの調子なのでしょうか、
もしくは電力会社と管理会社のコネクションじゃあ・・・
寒すぎてシャワーも平気で浴びまくってますから、
月末は抜け殻のようになっているかもしれません。
白い息も出ず、真っ直ぐ前を見るだけでネオンに照らされていることでしょう。。
ホームレスブロガー現る。
そんな支離滅裂ありますか?
前置き、このくらいにします。
今回は1月10日公開の『薄氷の殺人』についてツラツラします。
薄氷の殺人 (原題:白日焔火 Black coal, thin ice)
106分
監督ディアオ・イーナン
脚本ディアオ・イーナン
キャスト
リャオ・ファン
グイ・ルンメイ
ワン・シュエピン
ワン・ジンチュン
ストーリーはというのと・・・
1999年、中国の地方都市で起きたバラバラ殺人事件。
その事件を追う刑事の男は真相に迫るも容疑者を誤発しクビに。
2004年、すっかりクズになった元刑事の男。
そんな彼を余所に、バラバラ殺人事件が再発。
第一被害者の妻とされた女と関係をもった男が再びバラバラに。
元刑事の男は被害者の妻に接触し、再起を図ろうとするのだが、
次第の男は女に心を奪われていってしまう・・・
みたいな、いかにも悪女に落とされる男の物語的な感じです。
まず宣伝等にもあるように
の受賞作品であるというのはデカいですね。。
そんなにベルリンの作品に関して毎年見ている訳ではないですが、
最近はアジア映画が多いな~って印象があります。
この作品も中国映画ですが、
中国映画に対するイメージってどうしても良くはないですよね。
社会的な背景は別にして、見たことある作品が極めて少ない。
こんなイメージないですか??笑
チャン・イーモウ監督作品なら見たことあるような
ライトユーザーな僕ですから、シネフィルと呼ばれる日は遠いですね。
そんな称号いらんと思う、若輩者ですが。。
ただの映画好きで結構ですし、オタクはイヤナンデス。
だからこそはじめに言っておかなければならないのは、
僕はこの作品が別に好きではありません。
正直言って、初見の感想としてはパッとはしないし、
評論家が評価すればいいんじゃないでしょうか?って映画と思ってます。
だから敢えて言いますが、
日ごろから難しい作品を見ない人は見なくて大丈夫です!笑
背伸びしなくて良いんですよ~(小声)
好きじゃないけど評価されてる作品って認識で僕は良いと思います。
まずその要因として、
とにかく地味ナンデス。
どのくらい地味かといいますと、
ザックジャパンで定位置があったのにもかかわらず、
いつの間にか定位置どころか代表にも呼ばれなくなった
前田遼一の退き加減ぐらい地味です。
僕は前田選手好きなんですけどね・・・
代表になると点取れないのは痛かったですが、
しっかりタメ作れるな~と思ってましたから。
FC東京でも頑張ってほしいです。
ジュビロで貫いてほしかったですが。。。
要は好きな人は好きです(笑)
それはわかります。
中国のイメージとは全く異なった田舎の風景。
炭鉱栄える町も、冬には白に包まれる。
アイスリンクはどこか懐かしく、幻想的。
夢のような世界とは大げさですが、
どこの世界の物語か、僕たち日本人には掴めません。
北京とか都市的なのイメージが強すぎるな~。
それでなにより、
あのラストが素晴らしい。
呆気にとられます。
ですがさっきも言ったように付いていけない人には、
「はっ?」って感じでしょうが、しょうがない。
でも感じることは大事ですから、
エンドロールの間にいろいろ考えてみましょう。
結局あの刑事は何を考えてんのか?
あの女、生命力ハンパない。
何もそれで殺さなくても・・・(笑)
あの刑事の踊りは何?
ラストは何を意味してる??
これを考えるだけで、
説明のなかったこの映画の繋ぎ目が結構見えるかもしれません。
眠ってしまった方、しょうがない、
人生の3分の1くらいは眠ってるからその一部と思いましょう(笑)
僕も軽くは寝てます・・・・え?
で、エンドロールで感じてくださいとは言いましたが、
それを邪魔する主題歌がいただけない。
でちょくちょくメディアでも取り上げられてますが、
欧陽菲菲の歌だそうですよ。
劇中歌はコチラ・・・
OuYang FeiFei (欧陽菲菲) - (向往) Xiang Wang (Shimao ...
まあ僕も相当調べて辿り着きました。
これのトランスバージョン的な感じですが、
本当に何も入ってきませんよ(笑)
何かヒントがあったのでは?と思いましたが
西城秀樹の「YMCA」になる可能性もあったとか・・・
映画『薄氷の殺人』ディアオ・イーナン監督来日!− CINEMA TOPICS ONLINE
これが切なく聞こえたら、ミッションクリア!!!
多分相当楽しめてると思います。
が基本的にそんな人のほうが少ないので、
客を選ぶ作品なのは違いない。
そして余韻の間に考えてしまったのは、
あの女は完全悪なのか・・・
そう、あの女グイ・ルンメイ。
映画ファンならみたことあるかもしれません。
昨年話題にもなった「GF BF」にも出演していた彼女。
爽やかすぎて眩しかった「藍色夏恋」。
あのグイ・ルンメイが無表情な女を演じてます。
台湾の女優さんですが、
現地ではニコンのCMにも出ているそうですよ!
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キムタクと同じ路線ってことで大丈夫ですか??笑
彼女の情報っていうのは作中はほとんどないのですが、
あの寒空の田舎町で。
閉塞的な環境下の下、他に行き場があったのだろうかと
思ってしまいます。
そこから抜け出すことのできない不可抗力のようなものの中で、
強く生きていたんじゃないか。
とか考えますが、考えなくても良い。
そういう奥行きがあったんじゃないかと思いますが、
想像は自由だと思います。
見所は、
①粋なラスト
②繋がらない物語
③欧陽菲菲
です。もっとありますが何度も言うように、
僕は好きではありません。
ただ人によっては
爆発的ヒットになり得る作品なのは間違いない!
無理にみなくたっていい。
無理したっていい。
前田遼一が好きな人にはたまらんかも??
んん?最後に矛盾が・・・