ジョージョーの奇妙な映画生活

クラブワールドカップでの存在感は松木安太郎より上。サッカー元日本代表城彰二に似た顔を持つ映画ファンが、劇場最新作を中心に蹴り込みます!! エンタメ情報他、様々なオフサイドラインに飛び込みます。採点方式はガゼッタ・デロ・スポルトの基準!!※ちなみに当方サッカーファンではなく、大の野球ファンです。

ちょ、ちょ、ちょっと待ってブラットリーお兄さん!!!『アメリカン・スナイパー』

 

 

本日もよろしくお願い致します。

 

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さあ、こんな映画の話ばかりの昨日は

アカデミー賞授賞式でしたね〜。。

 

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実は私、3年前のことになりますが、

このレッドカーペットを踏んでおります。

  

 

 

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はい、ビニール越しですけどね(笑)

丁度前日に行ったものでして、

こんな感じではありましたが、

めちゃめちゃ柔らかかったです。。

 

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なんとなく信用してもらえそうにないので、

会場の雰囲気の写真もあげときます(笑)

 

少々重たい画像となりますが・・・

 

 

 

日本では2日だけ映画にフォーカスされる日があります。

1日が今日ですね。

 

 

今日拝見させていただいてないのですが、

おそらく「トクダネ」あたりでは、

現地にアナウンサー等を派遣して

ハリウッドセレブの衣装とかに注目してたでしょう。

 

今年やってなければすみません(笑)

 

Yahooニュースでもやっぱりありましたね!


<アカデミー賞ハプニング>司会者がパンツ一丁、J・トラヴォルタは不可解な行動! (クランクイン!) - Yahoo!ニュース

 

 

トップにもなってましたし、

やっぱり話題になりますね。

 

 

それともう1日。

それが日本アカデミー賞”。

 

 

ね。

僕の個人的な意見ですが、



 

誰が興味あんねん。

 

ザ・プラン9ヤナギブソンさんのネタですね。

ネタというよりは平場の方が結構使われてますが、

たまらんです。

 

 

 

無理矢理に本場の米アカデミーに寄せにいった

あの感じ大嫌いです(笑)

 

ちなみにノミネート作品がこちら

 

みなさん、これら見てますか??笑

 

 

『永遠の0』は結構見られてる方も多いのかな〜

って気がしますが、

『ふしぎな岬の物語』なんて大半が見てないでしょうし、

僕もタイトルすら覚えているか怪しかったです。

 

 

ってぐらい毎年毎年無理な話題作りを

この1日だけ日テレがやってます。

しかも録画なんですよね(笑)

 

 

これきっかけで映画見る人が少しでも

増えればいいんですが、実際どうでしょうね。。。

 

映画ファンからすれば、

ヨコハマ映画祭の方がよっぽど

同じような規模にして間違った選定がないと言うか・・・(笑)

 

 

さてさて

今日はそんな米アカデミー賞で作品賞にノミネートされてた

この作品を見てきました!!!

 

 

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『アメリカン・スナイパー』

 

監督:クリント・イーストウッド
脚本:ジェイソン・ホール
原作:クリス・カイル『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』(原書房
出演者:ブラッドリー・クーパー
    シエナ・ミラー
配給:ワーナー・ブラザーズ

 

 

「7.5点」

 

ストーリー

イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)。スナイパーである彼は、「誰一人残さない」というネイビーシールズのモットーに従うようにして仲間たちを徹底的に援護する。人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。

シネマトゥデイさんより抜粋)

 

 

いや〜見るのもきつかったです。

 

ちなみに前回映画館でみたのがこちらでした。

 

 

早め早めのリハビリが必要で(笑)

その前が『フォックスキャッチャー』でしたので、

 『きっと、星のせいじゃない。』でメンタルの回復を願ってたのですが、

失敗致しました。

 

『フォックスキャッチャー』『きっと、星のせいじゃない。』

『アメリカン・スナイパー』

 

全部ユナイテッド・シネマとしまえんでございます。

ラインナップ、すごくないですか??笑

 

バランスが良すぎて、本当にお世話になっております。

 

 

で、

今度は“目には目を”理論で

『フォックスキャッチャー』でえぐられた傷跡に

更に傷を付ければ一周すると思い、

今回は映画館に向かいました。。。。

 

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いやいや世紀の大失敗ズーン。

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はい。

この物語の主人公、

クリス・カイルは実在の人物で

彼の自伝を基に作られたそうですが

監督はあのクリント・イーストウッド!!

 

 

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前回の『ジャージーボーイズ』が最高でしたから

今回も期待は相当大きかったです。

 

J・エドガーの迷作ぶりはなんだったのかと

思うほどの仕上がりですよね。

ヒアアフターもかな?笑

 

 

今回の主演ブラットリー・クーパー

ハングオーバーなどで有名ですが、

とにかく体がデカ過ぎなんですが

何が彼に起こったんですか??

 

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ちなみに今日のブラットリー兄さんは

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いや、別人(笑)

確実にドーピングか何かでのサイズ感でしょ?

まあ日本にも体にストイックな役者さんいますね。

 

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そう、鈴木亮平さんですね。

いやでも白人の体はまた違うな〜。

 

 

話を戻します。

主人公クリスは小さい頃から

典型的なアメリカ人になるよう

育てられてきました。

聖書を持ち、家族を大事にし、

とにかく世界一の国に生まれた自負を持つ人間。

 

そんな彼がメディアを通して

家族同然のアメリカ人が戦争で倒れていく現実を知り、

1人でも多くのアメリカ人を守らなければならない使命感にかられ

海兵隊に入隊します。

 

 

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狙撃手となった彼は多くの同胞を

他を圧倒する銃の腕前で救い出します。

あまりにも優秀だったため、

いつしか“伝説”と呼ばれた。

一方で同胞をイラク側の狙撃手によって

多く失っていくのです。

 

4回戦地へ派遣されるのですが、

相手の狙撃手への復讐が彼の執念になってたりします。

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シリアの元オリンピックメダリストが

敵側に付いていたとのことですが、

特に調べても出てきません。

 

クリスと彼の銃撃戦が見所にもなっていますが、

脚色が酷いな〜とは思いました(笑)

 

 

クリスが戦地に向かうたびに、

妻や子どもとの距離は離れていき、

徐々に人間らしさが失われていきます。

 

 

帰国する度にクリスは少しずつ変化を見せます。

PTSDと呼ばれるストレス障害に見舞われているようで、

実際の米軍経験者の2割程度は陥るそうです。

 


元妻とその親族ら親族ら6人殺害か 元米兵が逃走 - YouTube

 

こんなニュースもありました。

短い動画で事実だけなのでよろしければ参考に。

まとめもあったのでさらっとに見て下さいな。



 

クリスの著書では、

血圧の悪化が見られたときに銃を持つと、

血圧が下がるような症状があったそうです。

映画にそんなシーンはありませんが

急に戦争の体験をフラッシュバックしたりします。

 

 

それが戦争の恐ろしさでもありますが、

予告編にもあるように、

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女性や子ども、一般の市民に対して銃を向ける場面が

やっぱり見てて辛かったです。。。

 

 

聖書を胸にしまい、戦地で躍動し、国を守る。

それがアメリカ人として生まれた意味であるということ。

 

 

そういう自分と葛藤を抱いた

伝説のスナイパー・クリスの物語です。

 

日本人としてもちろん鑑賞する訳ですが、

まず言わせて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラットリー兄さんの顔、可愛い(笑)

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劇中も割とこの顔なんですが、

めちゃめちゃキュートです。

僕はそっちではありませんが、

短髪であの筋肉でこの顔はかっこいいっス。

デブ気味な僕も勇気もらえた気がします。

 

モノが違うわ(笑)

って総ツッコミもお受けします。

 

 

真面目な話をしますと、

日本人もこんな状況が遠いこととは思えなくなりましたね。

ここ最近の報道を見ていると、

「自業自得だー」とか良く目にしますけど、

自分には完全に起こりえないことなのでしょうか?

 

 

戦争との距離感は全く把握できてなかったと実感しました。

僕たちも少なからずどこかには加担してますから、

いつかあんな現実がこないでもない。

 

人であるということが、

国籍や信条の後に存在しているものなのか、

もっと根にあるものなのか。

 

無宗教な僕たち日本人からすると

彼らのような愛国心というのは到底理解できないかもしれませんが、

幾度と経験した戦争や

経済大国としてのプライドの高い国で生まれて育つということが、

自分のアイデンティティにどれほどの影響を及ぼしているか。

 

怖くて現実を見たくありませんでした。

 

 

そしてこの物語の結末は、

そういった戦争の恐怖の先を見せられているようでした。

結末はクリス・カレルをググっていただければ

わかるかと思いますので自己責任で。

 

実話なのでネタバレもOKとは思うのですが、

僕は特に情報無く見て衝撃を受けたので、

知らない方はそのまま劇場へ。

 

 

 

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クリント・イーストウッドはアメリカに対して

どのように見ているのか今回で気になりました。

皮肉のようにも見えるし。

 

映画秘宝 2015年 04 月号 [雑誌]

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これにコメントもあるみたいなので

買ってみようかしら。

 

 

まじめなレビューになりましたが、

戦争映画の見方が理解できた気がします。

今まで戦争映画を全く見てこなかったのですが、

定期的に見てみようと思います。

 

『永遠の0』はどうかな〜(笑)

 

 

 

そしてこの映画に関して言っておきたいこと。

 

 

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さほど面白くはない!笑

 

予告が凄く緊張感のあるもので期待はしましたが、

それ以上のものが返ってくるとは思いません。

それが悪い訳ではありませんが、

戦争を考える良い機会になるはずです。

 

 

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クリス・カイルさんです。

160人もの人を射殺したアメリカの伝説です。

彼を通して戦争を考えてみましょう。

 

 

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ね。

でも素晴らしい作品でした。

自然と涙してましたが、悲しいとかそんな感情ではなく、

今僕の半径5m以内に起きてもおかしくない現状を

突きつけられたような気がして、

恐ろしくて恐ろしくて。

 

ズンズーンズーン。ズンドコ

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きよし。

 

『ジャージー・ボーイズ』とは全く異なる今作。

映画の奥行きは計り知れません(笑)

 

 

見所は

①実話であるアメリカの狙撃手の物語

②砂嵐の中の決闘と自分の葛藤

③エンドロール

 

 

一応映画評論家の町山さんが「たまむすび」で話されていた

『アメリカン・スナイパー』の放送を載せておきます。

観賞後にぜひ聞いて下さい!!

 

 

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ではでは。

 

 

 


映画『アメリカン・スナイパー』予告編 - YouTube