命短し、恋せよオネエ。『パレードへようこそ』
更新滞っております。。。
このブログの欠点としては、
劇場の新作を見ない限り更新しないというところですが、
見たいものがないと中々辛いものです。。
ただ4月から6月にかけては、
既に見たい作品がちょぼちょぼあるので、
また気持ちを改めましてサクっと書けるようにします!!!
ひとつ大興奮のニュースがありました。
バリバリの地元です!!!!
ヤンキーみたいな発言ですみません。。。笑
ここから1分ほどの高校に通っていたものですから、
あのエキスポ跡地にこんなものができるとは、
当時は思いもしなかったです。
噂はあったんです。
USJっぽいものができるとか、
堂々の二番煎じ的なものでしたが。。
ICのすぐ近くですので、
結構人も来るでしょうな。
ですがこれのおかげで、
おそらく箕面の109シネマは需要がなくなりそうですね。
同じ系列なので問題ないかもですが、
色の違う作品をやってもらえたらなと思います。
もし高校の時にこんなものがあったら、
結構使いたかったです。。
なんといってもIMAXのサイズ感が
記事見てる限りではかなりイカツイです(笑)
イカツイっす(笑)
そんなこともあればこんなこともあり・・・
日劇とシャンテが閉館だそうです。。。
これはミニシアター終了宣言でしょうか?
いいえ、これは関白宣言です。
両方とも利用させていただいたことがありますが、
大阪の時から名前だけは耳にしたことがありましたし、
「日劇 他全国〜」みたいな表記だと、
それだけで信頼感があると言いますか・・・
これも最近見ないですが。
歌舞伎町にゴジラも来ましたし、
次々とシネコンに侵される日本列島です。
個性的なシネコンとかが今後できたら面白いですね。
時代が変わるかもしれませんが、
どうか健全な方向に進んでもらいたいです(笑)
がんばれミニシアター、
まけるなミニシアター。
今日は
まさにミニシアターらしい作品見てきました!!
『パレードへようこそ』
監督:マシュー・ワーカス
脚本:ステファン・ベレズフォード
出演者:ビル・ナイ
イメルダ・スタウントン
ドミニク・ウェスト
製作会社:BBC
配給:セテラ・インターナショナル
上映時間:120分
1984年、不況に揺れるイギリス。サッチャー首相が発表した20カ所の炭坑閉鎖案に抗議するストライキが、4カ月目に入ろうとしていた。ロンドンに暮らすマーク(ベン・シュネッツァー)は、その様子をニュースで見て、炭坑労働者とその家族を支援するために、ゲイの仲間たちと募金活動をしようと思いつく。折しもその日は、ゲイの権利を訴える大々的なパレードがあった。マークは「彼らの敵はサッチャーと警官。つまり僕たちと同じだ。いいアイデアだろ?」と、友人のマイク(ジョセフ・ギルガン)を強引に誘い、行進しながらさっそく募金を呼びかけるのだった。
ホームページより抜粋
「8点」
素晴らしかったです、はい。
同性愛者と炭坑の街人が手を組んで、
社会に立ち向かっていく物語です。
ちなみに私事なんですが、
以前ゲイの方に襲われかけた経験があります(笑)
東京からヒッチハイクで札幌に行った昨年9月。
仙台からすぐのところで乗せてもらった軽自動車の車内で
渡辺哲さん似のおじいちゃんに迫られたことがあります。
お◎ん◎んを見せてほしい〜
おパ◎ツを見せてほしい〜
って連呼されましたが、
最終的に内のももを触られ
車からは降りる事が出来ました。
結構怖かったんですが今では良い思い出です(笑)
オネエの方を最近テレビでみることは多いですが、
実際に会うと結構緊張するものです。
どういう風に見られているのか気になって・・・
関係ない話失礼致しました!
『パレードにようこそ』について
イギリスの歴史がわかっているとかなり楽しめると思うのですが、
残念ながらサッチャーすら名前程度しか知りません(笑)
どんな政策をとっていたかぐらいの知識はありますが、
それを通してこの映画の中身を見ると、
国益も大事ですし幸福も大事ですし、
当事者にしかわからない部分はあると思います。
炭坑夫にとっては非常に厳しい状況だったと思いますし、
同性愛者も今以上に軽蔑されてた様子が伺えます。
マイナスとマイナスを掛けてしまえば、
プラスになるんじゃないかと提案したゲイの青年。
炭坑の街を支援しようと動き出すものの、
なかなか同意を得られない同性愛者集団。
しかしちょっとした勘違いで
物語が動き出します!
その一連の流れがユーモアに溢れていて、
苦しい物語のはずがクスっと笑える場面ばかりでした!!
シネスイッチ銀座さんで鑑賞したのですが
やっぱりおじいさんおばあさんばかりで、
特に笑いにはなりやすいんですが、
唯一の笑いにならないものを見つけてきました。
下ネタです(笑)
やっぱりゲイがいっぱいでてきますし、
加えて炭坑の街のおばあちゃんたちがとにかくゲスいので
下ネタがふんだんに出てきます(笑)
ゲイのダンスに大喜びするイメルダ・スタウントン。
大人のおもちゃで遊ぶシーンがあったり、
おばあちゃんが良い味を出すものの、
ダシが出過ぎな部分は
日本のおばあちゃんにはウケてなかったです。。。
シャイなんだな。笑
僕は結構なトーンで笑ってましたが、
全く違う空間にいた感じがしましたよ。。。
そして今回もよかったビル・ナイ!!!!
『パイレーツロック』『アバウトタイム』
あたりで大好きになりましたが、
やっぱりなんか持ってる雰囲気が良いですね〜
ここのシーンも可愛かった(笑)
お互いが歩み寄ることでラストは本当に感動させられましたが、
なによりこの映画の重要なテーマが
“人生は短い”
って部分に集約されていると思います。
ストライキだってしてもいい。
親不孝もしてもいい。
恋愛も好きなようにした方がいい。
何だってありなんですが、
それほど人生には多くの時間は存在しないし、
物事はそれに反して簡単に動かないのが現実。
それが本当に身にしみました。
実はもっと書きたいことがあるんですが
あんまり書きすぎると説明っぽくなって
面白くなくなってしまいそうです・・・
実話ベースなので感動はある程度してもらえると思いますが、
見どころは間違いなく
ゲイ×おばあちゃん軍団
この絡みが絶妙でした。
1館でしか公開していないみたいですが、
より多くの劇場でながせると良いなあと思います。
言ってみればこんな感じです(笑)
もう面白そうじゃありませんか??
ぜひぜひ拡大公開などあった際には
劇場に足を運んでみて下さい!!