ジョージョーの奇妙な映画生活

クラブワールドカップでの存在感は松木安太郎より上。サッカー元日本代表城彰二に似た顔を持つ映画ファンが、劇場最新作を中心に蹴り込みます!! エンタメ情報他、様々なオフサイドラインに飛び込みます。採点方式はガゼッタ・デロ・スポルトの基準!!※ちなみに当方サッカーファンではなく、大の野球ファンです。

安藤サクラ無双。  「0.5ミリ」「百円の恋」

 

2014年、個人的ベスト映画を挙げさせていただきました。

 

はじめましてはとしおさめ。2014年個人的ベスト映画!! - ジョージョーの奇妙な映画生活

 

ブログも始めたてなのでいろんな事を書きたいですが、

なかなかテーマもなかったりしますね。

 

さきほど年末拡大SPのアメトーークを見ていました。

運動神経悪い芸人のコーナー毎年面白いんですが、

今年は特におもしろかった気がします。。

 

アメトークもなかなか見なくなってきましたが、

定番のものは何回みても面白いです。

 

その中でも、ソフトボール対決が今までにないほど面白く、

それでいて「この企画最後かな??」と思いました。

 

サイレント代走でノーヒットから満塁作ったり、

1つの塁に2人送り込んだときは爆笑でした。

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このあとアニキ金本の4点タイムリーヒット出ました(笑)

 

プロフィールではサッカー元日本代表城選手の画像を使ってますので、

サッカー好きなやつかな??と思われるかもしれませんが

野球が大好きです(笑)

 

これより面白いラインが相当難しいと思うので、

もう企画も潮時かなぁ〜と。

 

あとナイツの塙さんも言ってましたが、

全員の年齢が上がり過ぎなのは問題かと。

 

バラエティ番組は「ざっくりハイタッチ」「ゴットタン」

旅猿」「にけつッ」「ごぶごぶ」が好きな管理人でございます。

 

 

さてさて本題に入ります!

今年は本当に面白い映画が多い年だったと思います。

アナと雪の女王の大ヒットもありましたが、

その1本で終わる事無く、僕の中ではヒット連発の年でした。

特に洋画は面白いもの多くなかったですか?

というのは個人的な意見です。

 

 

邦画は年々見なくなってて、

漫画原作だったりドラマの映画化でなかなか見れない流れが

ずっと断ち切れないでいます。

 

 

なので見れる邦画も限られてて、

どうしても規模の小さい作品が多くなります。

それは全然悪いことではないですが、

遠くまでいかないと見れないことが辛いです(泣)

 

「愛の渦」「劇場版テレクラキャノンボール

「サッドティー」等、今年面白い邦画ありましたが

なによりこれらの作品誰も見てない(笑)

 

 

映画の話って基本映画ファンでやることは問題ないのですが、

そうでもない人に伝えられないもどかしさが僕にはあります。

漫画とかだとアツくなれるのに、

映画はなんでダメですかね??

 

話す側にも問題あると思ってるので、

なんとかそういう殻を取っ払いたいです。

 

そういう意味で映画ファンじゃなければ、

絶対に見ない2本をご紹介します!!!!笑

 

「0.5ミリ」「百円の恋」

 

今年も終わりですよ〜のタイミングで、

化け物女優を見てきました。

 

安藤サクラ

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悪意はないんですが、普通の安藤サクラさんだと

なんかピンとこない・・・(役がスゴ過ぎて)

 

 

「0.5ミリ」

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0.5ミリ  上映時間 196分
監督・脚本:安藤桃子
原作:安藤桃子『0.5ミリ』

エグゼクティブ・プロデューサー:奥田瑛二

出演者:

安藤サクラ
柄本明
坂田利夫
草笛光子
津川雅彦

配給 彩プロ

 

8.5点

ガゼッタ・デロ・スポルト方式で採点させていただきます。


本田、長友を辛口評価する伊紙ガゼッタ・デロ・スポルト採点秘話 - NAVER まとめ

 

平均的なら「6」です!

 

 

まずは予告編。


映画「0.5ミリ」予告編 - YouTube

 

ストーリーというと、

介護職の女・サワが死ぬ間際の老人を介護していると、その娘さんに「冥土の土産に寝てくれないか?」と注文を受け実行するが災難が連続し失敗に終わる。全てを失ったサワは町を彷徨うのだが、所々で出会う老人たちと出会い、サワと老人たちの人生がほんの少しずつ動き出す。

 

 

みたいな話です。

まず最初に、

 

196分の映画なんて見たことありません(笑)

 

 

ベンハーとかしっかり見てるといいんですけど、

映画ファン暦的には大した事はありません。。。。

まだまだこれからです!!

 

しかもインターミッションなしですから、

尿意との負けられない戦いがそこにはあるんです(カビラ風)。

 

サッカー節はちょくちょく入れようと思います。

 

 

で、関西出身の僕にとっては

井上竜夫アホの坂田こと地神さんはすごい馴染みがありましたし、

新喜劇のスタイルでなくとも演技が素晴らしかったです。

流石です。

この名脇役っぷりといえば、

日本代表でオーバーラップを連発してくれる

内田選手くらい頼もしかったです。

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容姿が違いすぎる(笑)

 

 

安藤サクラはやっぱり最強の女で、

老人の懐に恐喝の如く侵入するのに

老人の抱える溝をしっかり埋めてしまう。

そこに説得力がある。

 

いろんな人との距離を大事にしながらも、

少しずつ、少しずつ心を動かしてしまう魅力的な女性を

演じきっていたように思います。

 

 

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0.5ミリでも進めればそれでいい。

それだけで革命は起こせる。

 

走る姿、頭突きする姿、階段落ちする姿、

料理する姿、運転する姿。

どれをとっても、こいつはスーパーヒーローだ!!

 

 

そしてもう一本、「百円の恋」

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百円の恋  上映時間 113分
監督:武正晴

出演者:足立紳

安藤サクラ
新井浩文

配給 SPOTTED PRODUCTIONS

 

こちらは9点!!

甘くつけてるつもりはありません!!!!

 

こちらのストーリーはと言いますと、

32歳、ニート、もはや童貞女(処女)・一子が実家を追い出され、百円ショップで働き始めた。バイト先との往復にボクシングジムがあり、そこのボクサー狩野に惚れ込んでしまう。狩野との距離は近づいたものの一気に失恋までしてしまう。

ボクサーの影響か始めたボクシングは趣味範囲のものと考えていたが、いつしか勝ちたいと努力を覚え始める。

恋と左フックで動き出した32歳童貞女はどこへゆく。

 

 

みたいなお話です。

完全に社会的クズだった主人公がボクシングを武器にして

社会に自分の存在を組み込ませようとする物語なので、

やっぱり応援したくなるんですね。

まあそんな簡単にはいかないんですが。。

 

「ロッキー」に非常に近い感覚だったかもしれません。

 

最底辺の生活までしていた主人公を演じることができたのは

安藤サクラのみでしょうね。

 

 

まずボクシングのフットワークがやってる人のそれと同じ。

これは感心しました。

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このコンビニでシャドーするシーンは画になっててイイです。

 

最初はニートがダイエットで始めましたぐらいの不器用さがあったのに

めちゃめちゃ動けてて、安藤サクラの身体能力も体感できました。

 

 

あれだけのどん引きニートだった一子が、

恋とグローブを手にしたときに起るちょっとした変化。

うまくはいかなくとも、突き進む圧倒的な力をくれる今作。 

映画みたいな日常はきっと訪れないだろうが、

一子と狩野にはこの世界のどこかにいる気がする。

普通でいいんです。

 

ありがとう、安藤サクラ

 

 

脇を固める役者の方々も最高の味出してます。

やっぱり安藤サクラ強いんですけどね・・・。

 

その安藤サクラですが、

背中をポリポリかいてるシーンと

子どもにミット打ちさせてるシーンが同じ日に撮影されているとの

ことですから熱演もわかりますよね。

2週間でこの作品を撮ってしまったとのことで、

ニートとボクサーの体を短い間によく切り替えられるものだなと、

役者さんはやっぱりすごいです。。

そのシーンも予告編で確認できます。


映画『百円の恋』予告編 - YouTube

 

 

途中からかかるクリープハイプの「百八円の恋」も

映画と凄くマッチしています。


クリープハイプ「百八円の恋」MUSIC VIDEO - YouTube

 

 

 

百八円の恋

百八円の恋

 

 

あんまりクリープハイプって好きになれませんでしたが、

この主題歌は最高だったと思います。

アルバムも今聴かせて頂いております。

 

 

新井浩文の演技も見逃せない今作!

本当に必見ですし、こういったオリジナル脚本の映画が

日本の映画界を賑わす日を夢見ております。

 

 

ぜひとも劇場で2作品押さえて下さい。

安藤サクラの突進力凄まじいです。

 

 

最初にも書いたように、

映画ファンじゃないと手を出しにくい作品と思われがちですが、

こういう作品たちこそ見てもらいたいです。

 

コーエーさん、無双シリーズに

安藤サクラ無双」はいかがですか?

 

 

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