カタチから入ったっていいじゃないの。 『ジヌよさらば〜かむろば村へ』
さあさあ今日も綴りたいと思います。
このブログのタイトルにもありますが、
一応サッカーネタを交えるときは交えたいと思ってますので
今日はこんなニュースについて・・・
日本代表・武藤選手があのチェルシーからオファー。
チェルシーと言われましたら、
昔はお菓子のことかな〜とか思ってましたが、
サムスンのロゴが胸に入ってるチームですね。
個人的にはGKのチェフが好きだったんですが、
最近は出場もしてないようで残念です。。
やいやい言われておりますが、
いろんな失敗例もあり抵抗もあるとは思いますが、
やれる・やれないというより
アリかナシならアリだと僕は思ってます!!
プロなので考え方としてはどうかとは思いますが、
1%でもユニフォームを着れるチャンスが目の前にあるなら、
飛びついたっていいじゃないの。
そもそもアジア以外に勝てない日本のサッカーにおいて、
1人の1%でもある成功に賭けてみたっていいんじゃないでしょうか。
失敗したって帰ってこればいいし、
カタチから入ってみることも大事な気がします。
レンタル先では結果は出にくいでしょうが、
出ないんなら通用しないってことで良いですよね。。。
大の野球ファンはそう思っております(笑)
どこに移籍するのか楽しみですね!
では映画の話に戻します!
今日はこちら!!
『ジヌよさらば 〜かむろば村へ〜』
監督・脚本:松尾スズキ
原作:いがらしみきお『かむろば村へ』
出演者:松田龍平
阿部サダヲ
松たか子
二階堂ふみ
西田敏行
配給 キノフィルムズ
上映時間:121分
ストーリー
現金に触るだけで失神してしまう、前代未聞の深刻な“お金恐怖症”になってしまった元銀行マン・タケ(松田龍平)は、一円も使わずに生きていくために、過疎化が進む小さな寒村“かむろば村”へやってきた。お金を使わない生活を闇雲に実行しようとするタケを、奇妙な生き物を見るように眺める村人たちは濃い顔ぶればかり。異常に世話焼きな村長・与三郎(阿部サダヲ)、与三郎の美人妻・亜希子(松たか子)、高齢化率40%の村では希少だけどどこかアヤシイ女子高生・青葉(二階堂ふみ)、自他ともに認める村の“神様”で、写真が趣味のなかぬっさん(西田敏行)。
彼らに助けられながら、危なっかしいながらも奇蹟的に一円も使わない生活を続け、村に慣れ始めた頃、見るからに怪しい風体の男・多治見(松尾スズキ)が現れる。与三郎に露骨な嫌がらせをしかける多治見だが、実は与三郎には不穏な過去があるようで…!? 一方で、迫りくる村長選挙を巡る陰謀が発覚し、タケの生活は思わぬ方向へ向かいだす…!
ホームページより抜粋
「6点」
やっぱり予告でなんとなく見たくなったので、
まずは予告貼っておきます!
大人計画に
ちょこちょこ流行りのみなさんを詰めたようなキャストで、
これだけでも見たくなります。
特に
ここ最近容姿とか役が奇抜とまでは言いませんが、
割と濃いものしかやってない二階堂ふみが
普通の女子高生で出てる、いや可愛い〜
と思って見に行きましたが
美人局まがいなことをする女子高生で、
またしてもエロい二階堂ふみでした。
でも今回は可愛い!!!
二階堂が焼酎持ってますね。
『ほとりの朔子』くらいしか普通の女性の役が本当にない。
なんといっても主演の松田龍平。
ハマった僕としては見たい俳優の一人になってます!!
ドラマが面白くて追いかけてましたが、
映画の方は映画館に行く勇気がなく・・・
あのゆるさが良い・・
主演の話を後に持ってくるのも変なんですが、
とにかくキャストが豪華です。
『ジヌ〜』もあまちゃんのキャストかなり出てます!
しかも舞台が東北!!!
今思えば「あまちゃん」に
って思ってしまうんですけどね。
星野源も出て欲しかった1人ですが、
タイミングがよろしくなかったですね。。
大人計画の人たちが出てくるものって、
笑いがシュールとうよりは、
表面的に絶対面白いものを
バンバン言うって感じかなと思ってます。
クドカンが脚本のドラマの場合、
分かる人には分かるパッとイメージできる笑いが多いなと
勝手に思ってます。
そのパンチの手数も多いですし、今の若い人にはわかりずらいネタ満載ですよね。
僕もその一人です。
少し前に放送された「ごめんね青春」では
女子高生から見た男性教諭の見え方で
荒俣宏がニコラスケイジに見えるみたいなネタがありましたが
画像が流れてきたときには、
「優しすぎるな〜」とは思いましたけど。
荒俣宏を知らない人が調べてみて
「この人か!!」って気付いての笑いの方が
面白い気がするんですが分かりやすい方がいいんですかね。。
「堀越なんで〜」っていうボケも批判されてましたが、
まあ世間的なイメージを公共の電波で言う事も
アウトになる昨今ですから難しいですよね。
確かに考えてみればアウトなんですが・・・
物知りな人の絶妙なチョイスが笑えるんですが、
この映画に関しては瞬間的に面白いと思えるものが多かったです。
例えば片桐はいりの普段着が
ピチピチのライダースーツでハーレー乗り回してたり。
これでめっちゃ変顔する場面があるんですが、
単純に“片桐はいりの変顔”ってだけで面白いですよね(笑)
既にって話もあり・・笑
荒川良々がGTーRを乗り回すネコ好きのヤンキーだったり。
ナンバーがたしか「893」だったような・・・
あと西田敏行が神様です(笑)
これ神様なんです(笑)
割とそんな感じのキャストに物語の色を付けさせてる映画です。
物語としては、
東京で銀行マンをしていた主人公がカネで一悶着あり、
お金から離れた生活を送るため無一文で
東北のかむろば村へ移住するお話です。
『夢売るふたり』?
今回はふつうの夫婦です(笑)
で、カネに頼らず生活すると決めていた主人公が
東北の寒さに1日でやられこの夫婦に面倒を見てもらいながら
物語は進行していきます。
お金、銭のことを「ジヌ」と呼ぶ村では、
お金なしでの生活は全然できません(笑)
携帯は必需品です。
人情深い村長に助けられなんとか生活を始められるのですが、
個性的な村人たちによってカネから離れられず、
翻弄され続けるお話でございます。
阿部サダヲが結構かっこいいです。
物語はあってないようなものとして見てましたので、
とにかく個性を楽しんで下さい(笑)
お金アレルギーの松田龍平は面白いです(笑)
でも上から目線であれなんですが、
随所に説明不要のカタチの面白さが散りばめられていて
それだけでいいなと思いました。
客席は僕含めて5人しかいませんでしたけども、
その5人すら???って感じになってました。
物語のオチとかそういうものに拘ると
面白い作品なのかは正直わかりません(笑)
『図鑑に載ってない虫』って映画がありましたが、
これも話という話は覚えていません。
これに松尾スズキはでていますが、とにかくシュール。
友人に勧められて見ましたがどんな話かは覚えていないものの、
リストカットした手首でワサビ擦ったり、
床に落とした塩辛がニコラスケイジの顔の形をしていたり、
そんな部分部分しか頭に残ってません(笑)
そこまでシュールな映画ではありませんが、
でも似たような感じだと思います。
それでいいと思います!!!
今回では大量のザリガニが空から唐突に降ってくるシーンが
唯一と言っていいくらいのシュールでしたが、
全然笑いにはなってませんでした。
僕も心の中では爆笑ですが、特に意味のない笑いです。
それくらい気軽に見てもらえればと思います!!!
この作品も豊島園のユナイテッドシネマさんで見ましたが、
ラインナップが凄かったです。
『バードマン』『ソロモンの偽証』『イントゥ・ザ・ウッズ』
『イミテーションゲーム』『マイジック・イン・ムーンライト』
『ジュピター』『ナイトミュージアム』等
今見られます。
子どもから大人まで完璧に押さえてます(笑)
バランスの良さね(笑)
で、最後に。
ちょっと惚れ惚れしてました。
おそらくこれなんですが・・
予告編でちらっと映りますが欲しいです。
個人的にはスニーカーは
オニツカタイガーしか履かないと決めてますので、
残念ながら履く事はないと思いますが・・・
そんなこんなで、
なんでもカタチは大事だと思いますし、
カタチすら面白くないものはいくらでもありますから、
そこが面白いこの作品は全然アリです!!!
ではでは〜。