ジョージョーの奇妙な映画生活

クラブワールドカップでの存在感は松木安太郎より上。サッカー元日本代表城彰二に似た顔を持つ映画ファンが、劇場最新作を中心に蹴り込みます!! エンタメ情報他、様々なオフサイドラインに飛び込みます。採点方式はガゼッタ・デロ・スポルトの基準!!※ちなみに当方サッカーファンではなく、大の野球ファンです。

ツケマつけなきゃ、やってらんない!!?   『ビック・アイズ』

 

 

短期間での投稿は久々になりましたが、

劇場で何作か見れてますのであと少し更新

続けられそうです!!

 

 

僕の家から徒歩30分ほどの距離に

ユナイテッドシネマとしまえんがありまして、

メンバーズカードを作らされ(笑)、

それからは頻繁に通うようにしています。

 

 

新宿や有楽町とは違って人がそんなに多くなく、

それでいて館内はキレイなので、

僕としては重宝させてもらってます。

やってる作品も中々良作多いです。

 

決してユナイテッドシネマさんを贔屓にしてる訳ではないですよ(笑)

 

 

で、ちょっと前に携帯の機種変更をした際に、

auスマートパスに加入してしまったので

せっかくだから映画の割引使おうと思ってました。

 

そしたら平日は1100円で何回でも見れるんですね!!!

TOHOシネマズが毎週月曜日1100円やってるのは知ってましたが、

TOHOシネマズって中々見たい作品を拾いきれず

それに都市部に分散してて都合も付けにくいので

あまり恩恵は受けれないと思ってたのですが、

平日毎日使えるのは本当にありがたいです!!

 



 

はい、もはや「au」と「ユネイテッドシネマ」に

媚を売り始めている管理人でございます。

もし担当者の方がこのブログ見られてましたら

どんどん贔屓しますので試写会でも〜(笑)

 

 

冗談なようで、わりと本気の話(笑)

 

 

それを使って今日はティム・バートンの話題作を鑑賞してきました!!

 

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『ビック・アイズ』

 

監督:ティム・バートン
脚本:スコット・アレキサンダー&ラリー・カラゼウスキー
製作:ティム・バートン
   スコット・アレキサンダー&ラリー・カラゼウスキー
出演者:エイミー・アダムス
              クリストフ・ヴァルツ
              ダニー・ヒューストン
              テレンス・スタンプ
音楽:ダニー・エルフマン
配給:ギャガ

 

「6.5点」

 

 

ストーリーはといいますと。。。

 

男性が優位な時代、1958年のこと。

娘を連れて母のマーガレットは家を飛び出した。男に逆らうことがタブーのような時代であったが、マーガレットは娘を養うため、美大仕込みの絵を職業とした。

そんなマーガレットはあるとき、ウォルターという男に出会う。ウォルターはパリで描いた絵を、見事な社交性を交えて売りさばいていた。そんな男と出会ったマーガレットは

間もなく彼と結婚する。

2人の絵は決して才能に溢れていた訳ではないが、ひょんなことで話題沸騰となり飛ぶように売れる。その絵はマーガレットが描いているのだが、売ることに関して得意な性格ではなかった。しかしウォルターがカバーすることで絵は爆発的に売れ、気付けば絵はウォルターの描いたものだと「嘘」を付きはじめる。その嘘はマーガレットを追いつめるが、皮肉にも大きな目が特徴的な絵は世間を賑わせていた。

そうして不満を持ったマーガレットと名声を得たウォルターは法廷で争うのであった。

 

 

すごい言葉足らずな説明になったんですが、

説明しようとするとある程度の文字数が必要そうだったので、

わかりやすくすると

これは完全に

“佐村河内vs稲垣”と同じです!!!

 

 

この設定を置き換えなかった日本人は多分いないでしょう。

それくらい去年は世間を騒がせましたよね?

あえて写真を使って煽ろうとは思いません。

もうブーム去ってますし(笑)

 

ちょっと思うのは、

去年の細胞の件も音楽家の件も議員の件も

ああいう流れがなければ宣伝の方法も違うかったのかな〜

って気がしてます。

 

ゴーストペインター

って文字だけじゃ本来伝わりにくいはずなのに、

これで伝わるんですから。

 

ちなみに今のクールで

ゴーストライター」ってドラマもあるようですね。


ゴーストライター - フジテレビ

 

 

伝記物にめっぽう強いギャガさん、

ティム・バートンの作品であることも相まって

結構ラッキーな公開となったんじゃないでしょうか・・・

偉そうですみません(笑)

 

 

でも作品見ていると割とゴーストペインター的な問題

というよりは結構ありがちな話かなって気がして、

佐村河内問題は日本で起きたからインパクトがあっただけ

かなと思いました。

あとはそういう虚偽的なものが続いてた、からかな。

いつか映画化されるかもね、ぜひコメディで(笑)

 

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ジャック・ブラックとかにやってもらえると

面白いかも・・・

 

 

 

で話戻しますと、

海外の話と思うと受け入れやすくて、

むしろ裁判沙汰にまでなった夫婦の面白い話

って感じの見応えのほうがありました!!

 

 

ティム・バートンの映画といいますと

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そう、シザーハンズ

 

代表的なのはこれでしょう。

 

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バットマンもやってましたね。

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『ビックフィッシュ』もよかったと思います。

 

 

ですがこのあたりから、

たいしておもしろくなくなった印象が・・・

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チャーリーとチョコレート工場ですね。

僕は好きです、結構みなさんも好きだとは思いますが、

ふと我に返って考えると

ブラックユーモアにしても面白くない(笑)

 

そうじゃないですか?

断面的に見れるからなんとなく面白い気がしてましたが、

何が面白いかと問われると答えに困る・・・

 

 

以後、見ようとも思わないような、

ジョニー・デップとのタッグ作の連続で、

見なくなってしまいました。

 

 

で、『ビック・アイズ』はと言いますと、

語弊はあるかもしれませんが

ウェス・アンダーソンがかなり自分の色を削ぎ落として

実話の事件を映像化したみたいな感じに受けました。

 

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このシーンとかを見てもらえれば、

ウェス・アンダーソン?ってなりますよね。。

 

かなり抑えめの感じがこの作品では良かったです。

 

 

ウェス・アンダーソンといえば、

天才マックスの世界』『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ

ムーンライズ・キングダムときて昨年は

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『グランド・ブタペスト・ホテル』が大きな話題を読んでいましたが、

注目されるのはやはり画面演出の緻密さでしょう。

 

 

好きな人はたまらんでしょう、

本当に色彩遊びがえげつない。

 

ティム・バートンもすごいオシャレな映像撮りますけど、

やはり近年のこじらせ方があんまり好きじゃなくて・・・

 

本作も冒頭からシザーハンズの時のような

平屋の家が並ぶ町並みが見れます。

でも主張の強くない映像なので好感持てました!!

 

その画に僕の好きなエイミー・アダムスが馴染んでくれてます。

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可愛いです、結構年取ってるのに。

魔法にかけられてでは「あああああ〜」

って小鳥と歌ってたんですけどね。

文字にすると喘ぎ声みたいですが(笑)


"That's How You Know" from Disney's ENCHANTED ...

 

 

でも本当はアメリカン・ハッスル

ジェニファー・ローレンスに完全に食われた

エイミー・アダムスが大好きです。

 

やっぱり結構年からか、役によせてるのか、

二の腕のリアリティはありました。

太らせるとやっぱりああなるんですね。

 

 

本田圭佑に食われた中村俊輔みたいなことです。

サッカー節を忘れてました。

ジョージョーの奇妙な映画生活、まだまだ頑張ります。

 

 

そろそろ、要点おさえにいきましょう。

長々失礼しました。

 

 

この映画の見所は

クリストフ・ヴァルツです!!!

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もうこれにつきます。

タランティーノ作品でも良い味出してますが、

終盤にかけての盛り上がりはこの男のおかげです。

 

 

まさかキューブリックのシャイニングが

ティム・バートンで見れるとは思ってませんでした。

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おそろしい“目”をしてました。

そういう意味で、この作品が終止物語る

“目”というのは不思議な魅力があるものです。

 


きゃりーぱみゅぱみゅ - つけまつける , Kyary Pamyu Pamyu - Tsukematsukeru ...

いいな いいな それいいな

ぱっちり ぱっちり それいいな

いいな いいな それいいな

気分も上を向く

ちゅーるちゅーるちゅるちゅるちゅー

つけるタイプの魔法だよ

自信を身につけて

見える世界も変わるかな


同じ空がどう見えるかは

心の角度しだいだから

 

 

この歌、結構イイとこ突いてます。

映画見終わった後にこの歌が頭の中に流れてました。

 

 

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ぜひとも注目してみて下さい!!!

話よりも僕はクリストフ・ヴァルツ!!!

 

 

 

話は『キャッチミーイフユーキャン』みたいなところもあって、

まずまずといったところですから、

面白くなかったということは無いと思います。

 

 

見どころをまとめると、

①当時の著名人までもが絵に魅了されるカラクリ

ティム・バートンの色が良く整理されて、物語の進行が心地よい

クリストフ・ヴァルツのシャイニング

 

 

何回もいいますが、

クリストフ・ヴァルツです!!!

 

 

ではでは〜


ティム・バートン監督最新作『ビッグ・アイズ』予告編 - YouTube