ツケマつけなきゃ、やってらんない!!? 『ビック・アイズ』
短期間での投稿は久々になりましたが、
劇場で何作か見れてますのであと少し更新
続けられそうです!!
僕の家から徒歩30分ほどの距離に
ユナイテッドシネマとしまえんがありまして、
メンバーズカードを作らされ(笑)、
それからは頻繁に通うようにしています。
新宿や有楽町とは違って人がそんなに多くなく、
それでいて館内はキレイなので、
僕としては重宝させてもらってます。
やってる作品も中々良作多いです。
決してユナイテッドシネマさんを贔屓にしてる訳ではないですよ(笑)
で、ちょっと前に携帯の機種変更をした際に、
auスマートパスに加入してしまったので
せっかくだから映画の割引使おうと思ってました。
そしたら平日は1100円で何回でも見れるんですね!!!
TOHOシネマズが毎週月曜日1100円やってるのは知ってましたが、
TOHOシネマズって中々見たい作品を拾いきれず
それに都市部に分散してて都合も付けにくいので
あまり恩恵は受けれないと思ってたのですが、
平日毎日使えるのは本当にありがたいです!!
はい、もはや「au」と「ユネイテッドシネマ」に
媚を売り始めている管理人でございます。
もし担当者の方がこのブログ見られてましたら
どんどん贔屓しますので試写会でも〜(笑)
冗談なようで、わりと本気の話(笑)
それを使って今日はティム・バートンの話題作を鑑賞してきました!!
『ビック・アイズ』
監督:ティム・バートン
脚本:スコット・アレキサンダー&ラリー・カラゼウスキー
製作:ティム・バートン
スコット・アレキサンダー&ラリー・カラゼウスキー
出演者:エイミー・アダムス
クリストフ・ヴァルツ
ダニー・ヒューストン
テレンス・スタンプ
音楽:ダニー・エルフマン
配給:ギャガ
「6.5点」
ストーリーはといいますと。。。
男性が優位な時代、1958年のこと。
娘を連れて母のマーガレットは家を飛び出した。男に逆らうことがタブーのような時代であったが、マーガレットは娘を養うため、美大仕込みの絵を職業とした。
そんなマーガレットはあるとき、ウォルターという男に出会う。ウォルターはパリで描いた絵を、見事な社交性を交えて売りさばいていた。そんな男と出会ったマーガレットは
間もなく彼と結婚する。
2人の絵は決して才能に溢れていた訳ではないが、ひょんなことで話題沸騰となり飛ぶように売れる。その絵はマーガレットが描いているのだが、売ることに関して得意な性格ではなかった。しかしウォルターがカバーすることで絵は爆発的に売れ、気付けば絵はウォルターの描いたものだと「嘘」を付きはじめる。その嘘はマーガレットを追いつめるが、皮肉にも大きな目が特徴的な絵は世間を賑わせていた。
そうして不満を持ったマーガレットと名声を得たウォルターは法廷で争うのであった。
すごい言葉足らずな説明になったんですが、
説明しようとするとある程度の文字数が必要そうだったので、
わかりやすくすると
これは完全に
“佐村河内vs稲垣”と同じです!!!
この設定を置き換えなかった日本人は多分いないでしょう。
それくらい去年は世間を騒がせましたよね?
あえて写真を使って煽ろうとは思いません。
もうブーム去ってますし(笑)
ちょっと思うのは、
去年の細胞の件も音楽家の件も議員の件も
ああいう流れがなければ宣伝の方法も違うかったのかな〜
って気がしてます。
ゴーストペインター
って文字だけじゃ本来伝わりにくいはずなのに、
これで伝わるんですから。
ちなみに今のクールで
「ゴーストライター」ってドラマもあるようですね。
伝記物にめっぽう強いギャガさん、
ティム・バートンの作品であることも相まって
結構ラッキーな公開となったんじゃないでしょうか・・・
偉そうですみません(笑)
でも作品見ていると割とゴーストペインター的な問題
というよりは結構ありがちな話かなって気がして、
佐村河内問題は日本で起きたからインパクトがあっただけ
かなと思いました。
あとはそういう虚偽的なものが続いてた、からかな。
いつか映画化されるかもね、ぜひコメディで(笑)
ジャック・ブラックとかにやってもらえると
面白いかも・・・
で話戻しますと、
海外の話と思うと受け入れやすくて、
むしろ裁判沙汰にまでなった夫婦の面白い話
って感じの見応えのほうがありました!!
ティム・バートンの映画といいますと
そう、『シザーハンズ』。
代表的なのはこれでしょう。
『バットマン』もやってましたね。
『ビックフィッシュ』もよかったと思います。
ですがこのあたりから、
たいしておもしろくなくなった印象が・・・
『チャーリーとチョコレート工場』ですね。
僕は好きです、結構みなさんも好きだとは思いますが、
ふと我に返って考えると
ブラックユーモアにしても面白くない(笑)
そうじゃないですか?
断面的に見れるからなんとなく面白い気がしてましたが、
何が面白いかと問われると答えに困る・・・
以後、見ようとも思わないような、
ジョニー・デップとのタッグ作の連続で、
見なくなってしまいました。
で、『ビック・アイズ』はと言いますと、
語弊はあるかもしれませんが
ウェス・アンダーソンがかなり自分の色を削ぎ落として
実話の事件を映像化したみたいな感じに受けました。
このシーンとかを見てもらえれば、
ウェス・アンダーソン?ってなりますよね。。
かなり抑えめの感じがこの作品では良かったです。
ウェス・アンダーソンといえば、
『ムーンライズ・キングダム』ときて昨年は
『グランド・ブタペスト・ホテル』が大きな話題を読んでいましたが、
注目されるのはやはり画面演出の緻密さでしょう。
好きな人はたまらんでしょう、
本当に色彩遊びがえげつない。
ティム・バートンもすごいオシャレな映像撮りますけど、
やはり近年のこじらせ方があんまり好きじゃなくて・・・
本作も冒頭から『シザーハンズ』の時のような
平屋の家が並ぶ町並みが見れます。
でも主張の強くない映像なので好感持てました!!
その画に僕の好きなエイミー・アダムスが馴染んでくれてます。
可愛いです、結構年取ってるのに。
『魔法にかけられて』では「あああああ〜」
って小鳥と歌ってたんですけどね。
文字にすると喘ぎ声みたいですが(笑)
"That's How You Know" from Disney's ENCHANTED ...
でも本当は『アメリカン・ハッスル』で
ジェニファー・ローレンスに完全に食われた
エイミー・アダムスが大好きです。
やっぱり結構年からか、役によせてるのか、
二の腕のリアリティはありました。
太らせるとやっぱりああなるんですね。
サッカー節を忘れてました。
ジョージョーの奇妙な映画生活、まだまだ頑張ります。
そろそろ、要点おさえにいきましょう。
長々失礼しました。
この映画の見所は
クリストフ・ヴァルツです!!!
もうこれにつきます。
タランティーノ作品でも良い味出してますが、
終盤にかけての盛り上がりはこの男のおかげです。
まさかキューブリックのシャイニングが
ティム・バートンで見れるとは思ってませんでした。
おそろしい“目”をしてました。
そういう意味で、この作品が終止物語る
“目”というのは不思議な魅力があるものです。
きゃりーぱみゅぱみゅ - つけまつける , Kyary Pamyu Pamyu - Tsukematsukeru ...
いいな いいな それいいな
ぱっちり ぱっちり それいいな
いいな いいな それいいな
気分も上を向く
ちゅーるちゅーるちゅるちゅるちゅー
つけるタイプの魔法だよ
自信を身につけて
見える世界も変わるかな
同じ空がどう見えるかは
心の角度しだいだから
この歌、結構イイとこ突いてます。
映画見終わった後にこの歌が頭の中に流れてました。
ぜひとも注目してみて下さい!!!
話よりも僕はクリストフ・ヴァルツ!!!
話は『キャッチミーイフユーキャン』みたいなところもあって、
まずまずといったところですから、
面白くなかったということは無いと思います。
見どころをまとめると、
①当時の著名人までもが絵に魅了されるカラクリ
②ティム・バートンの色が良く整理されて、物語の進行が心地よい
③クリストフ・ヴァルツのシャイニング
何回もいいますが、
クリストフ・ヴァルツです!!!
ではでは〜
ティム・バートン監督最新作『ビッグ・アイズ』予告編 - YouTube